里見浩太朗の『水戸黄門』における歩みは、助さん役から始まっています。初代助さんを務めた杉良太郎の降板を受け、1971年(第3部)から1988年(第17部)まで、約16年半にわたって2代目助さんを演じ抜きました。
通算出演回数は754回に達し、これは歴代助さん役のなかでも歴代最長記録です。横内正や大和田伸也、伊吹吾郎らが演じた歴代格さん(渥美格之進)とのコンビネーションは抜群で、柔らかな物腰と色気、そして東映時代劇仕込みの流麗な殺陣さばきは、全国の視聴者を虜にしました。
立ち回りの美しさは共演者やスタッフからも別格と評され、「助さん=里見浩太朗」という強烈なイメージを全国に定着させたのです。