マンホールカードは、下水道広報プラットフォーム(GKP)と国土交通省が連携して2016年に立ち上げたプロジェクトだ。中心人物の一人である山田秀司氏らが推進したこの試みは、地味と思われがちな下水道事業のイメージを刷新し、全国的な「インフラ観光」のブームを巻き起こした。デザイン性に優れたご当地マンホールを切り口に、人々を地方都市へ誘う画期的な施策としてスタートしたのだ。
全国の市町村が工夫を凝らしたデザインを投稿し、統一規格のカードとして発行される仕組みは、大人の収集欲を刺激するエンタメ施策として大ヒットを記録。日本全国の隠れた名所や文化を再発見する新しい旅の形を作り出した。