結論から言えば、出自が決定的に違う。パフェの故郷はフランスだ。フランス語の「パルフェ(Parfait)」、すなわち「完璧な」という言葉を語源に持つ。19世紀後半、氷菓子に温かいシロップやフルーツを合わせて「これ以上手の加えようがない完成されたデザート」としてシェフたちが提供したのが始まりとされる。
一方、サンデーのルーツは19世紀末のアメリカにある。安息日である日曜日に、厳格なキリスト教的規律からソーダ水の販売が禁じられた都市があった。そこでソーダの代わりにアイスクリームへチョコシロップをかけたデザートを「サンデー(Sunday)」として売り出した。のちに宗教的な配慮からスペルを「Sundae」へと変え、全米のダイナーへと広がっていったのだ。完璧を求めた貴族的なフランス料理の文脈と、日常の制約から生まれたアメリカンポップな歴史。この出自のコントラストこそが、すべての始まりである。