発祥の地となったのは、2000年代中盤の「2ちゃんねる」内に存在したニュース速報VIP板である。当時、新設されて間もないVIP板は、既存の雑談板のルールを打ち破るカオスな熱気に満ちていた。名無しの投稿者たちが競うように奇抜なネタを投下していたその渦中で、問題の書き込みは産声を上げた。
「俺みたいな中3でグロ見てる腐れ野郎、他に、いますかっていねぇか、はは」
自問自答の末に漏れる乾いた笑い。周囲が流行曲や最新の服にうつつを抜かすなか、自分だけは「電子の砂漠で死体を見て、呟くんすわ」と言ってのける孤高のスタンス。一見すると本気で背伸びをした中学生の書き込みに見えるが、緻密に計算された釣り(パロディ)だったのか、それとも剥き出しの純粋な魂の叫びだったのか。真相は今も霧の彼方にある。だが、その判別不能なリアリティこそが、この文章を不朽のコピペへと押し上げる決定打となった。