過度なカロリー制限は、短期的には体重計の針を左へ動かすかもしれない。だが、その大半は水分と筋肉の減少であり、体脂肪そのものは残されたままだ。これでは代謝が著しく低下し、元の食生活に戻した瞬間にリバウンドを引き起こす。持続可能なダイエットを成立させる鍵は、タンパク質・脂質・炭水化物のバランス(PFCバランス)を整えつつ、空腹感を生ませない工夫にある。
食事管理の第一歩は、急激な血糖値の上昇を低く抑えること。白米を玄米やオートミールに置き換え、食事の最初に野菜や海藻類を摂る。これだけでインスリンの過剰分泌を防ぎ、脂肪が蓄積しやすい体質への傾斜を食い止められる。絶食という選択肢を捨て、高タンパク・低GIの食材をかしこく選択することこそが、体脂肪を劇的に落とす最短の近道となるのだ。