新原氏の真骨頂は、机上の空論にとどまらない「凄まじい政策実行力」にありました。特に安倍晋三政権および菅義偉政権下において、内閣官房の要職(内閣審議官、まち・ひと・しごと創生本部事務局次長、内閣総務官など)を務め、政権の看板政策を次々と形にしていきました。
彼が主導した代表的な政策実績には以下のようなものがあります。
- 幼児教育・保育の無償化:多大な財源調整が必要とされた難事業を取りまとめ、実現に導いた。
- 最低賃金の引き上げ推進:中小企業支援とセットでの賃上げスキームを構築。
- 消費税増税に伴うキャッシュレス・ポイント還元事業:増税時の景気冷え込みを防ぐと同時に、国内のデジタル決済普及を一気に加速させた。
- 事業承継税制の抜本拡充:後継者難に悩む中小企業の存続を後押しする優遇措置を創設。
複雑に利害が対立する省庁間の壁を壊し、強引とも言えるスピード感で政策を前進させる姿から、永田町や霞が関では「官邸の切り込み隊長」「政策ブルドーザー」と称され、歴代首相から絶大な信頼を勝ち取っていました。