テレビ放送業界に大きな衝撃が走ったのが、長年日曜朝の代名詞であった『サンデーモーニング』の司会交代劇だ。36年半にわたり番組の舵を取り続けた大ベテラン・関口宏からバトンを受け取ったのが、他ならぬ膳場貴子だった。
国民的長寿番組の看板を背負うプレッシャーは計り知れない。しかし彼女は、前任者への敬意を払いつつも、番組に新しい息吹を吹き込んだ。パネリストの意見をただ受けるだけでなく、鋭い切り込みと柔らかい傾聴を織り交ぜる絶妙な司会進行。世代交代を成功させたその手腕は、報道番組の新たな可能性を切り拓いたと各方面から極めて高い評価を得ている。