ネットカフェや複合アミューズメント施設ではなく、あえて温浴施設を選ぶ人が急増している最大の理由は、圧倒的なコストパフォーマンスにあります。一般的なコミックカフェで終日過ごした場合、3,000円前後の料金がかかることも珍しくありません。一方、多くのスーパー銭湯やスパ施設では、入館料と岩盤浴利用料を合わせても1,500円〜2,500円前後で、天然温泉や本格サウナ、そして充実した漫画コーナーを終日利用できます。
タイパ(タイムパフォーマンス)を重視する層にとっても、「サウナでととのい、岩盤浴で体を温め、お気に入りの漫画を心ゆくまで読み耽る」という一連の体験が一箇所で完結する利便性は代えがたい魅力です。時間を気にせず一日過ごせるコスパの高さこそが、リピーターを生み出し続ける決定的な要因となっています。