衝撃は文字通り世界中を駆け巡った。富士山麓の青木ヶ原樹海へ足を踏み入れたローガン・ポールがカメラに収め、サムネイルに掲げたのは、自殺者の遺体だった。笑い声を交えながら撮影を続けたその動画が公開されるや否や、世界的な怒濤のバッシングが巻き起こる。倫理の欠如に対する批判はクリエイター界隈のみならず、主要な国際ニュース機関のトップを連日飾る事態となった。
プラットフォーム側も前例のない対応を迫られた。親会社であるGoogle LLCは事態を重く見て、彼を上位広告プログラム「Google Preferred」から即座に除外。さらに、主演を務めていた映画プロジェクト『The Thinning: New World Order』の公開延期やオリジナル番組の凍結など、事実上のYouTube追放とも呼べる厳しい制裁を下した。プラットフォームがトップスターを自ら切り離すというこの決断は、動画配信業界全体に激震を走らせた。