SNSや美容系口コミコミュニティ、知恵袋などの投稿を定性分析すると、ドラッグストアで定番化している市販アイテムに対する消費者のリアルな本音と葛藤が如実に浮き彫りになります。
筆頭に挙げられるのがロート製薬の「メラノCC」シリーズです。メラノCCのニキビ跡への効果と評判をリサーチすると、「使い始めて2ヶ月ほどで茶色いニキビ跡の輪郭がぼやけてきた」「ドラッグストアで1,000円台で買えるプチプラ美容液としては破格の完成度」という絶賛の声が多数を占めます。一方で、「皮脂が抑えられすぎて目元や口元がカサついた」「使い始めにピリピリとした刺激を感じ、逆に赤みが出た」という乾燥性・刺激性トラブルを訴える声も2割近く確認できます。ピュアビタミンCの浸透技術が優れている反面、バリア機能が低下している肌には慎重な保湿併用が求められます。
また、小林製薬の「アットノン」シリーズに対するアットノンのニキビ跡に関する口コミでは、期待と失望が二極化しています。「ケガのあとの傷跡だけでなく、赤く残ったニキビ跡がなだらかになった」と好意的に評価するユーザーがいる一方で、「塗った直後に血行が良くなりすぎて赤みが一時的に強調されて驚いた」「白ニキビがある部分に塗ったら悪化して化膿した」という失敗談も散見されます。
大手掲示板やSNS上で語られる「生の告白」を丹念に紐解くと、失敗したユーザーのほぼ全員が「まだニキビが治りきっていない炎症状態の肌に塗布している」か、あるいは「クレーターの凹凸改善を期待して購入している」という共通項に突き当たります。市販薬の性能そのものよりも、使用者の病期判断のミスマッチがネガティブな評価を引き起こしている実態が見て取れます。