2026年を迎えた現在、詩羽の活動スピードは緩むどころか、加速度的に増している。ユニットとしての国内外の大型フェス行脚に加え、自らプロデュースを手がけるアートプロジェクトやファッションブランドとの協業など、彼女のクリエイティビティは音楽の境界線を軽々と越え始めた。
水曜日のカンパネラを牽引するフロントマンとしての責任を背負いながらも、彼女が掲げる未来戦略は極めて明快だ。「型にハマらないこと」。従来のポップスターが辿った商業主義的なエスカレーターを拒み、自らの手でハンドルを握り直すその姿勢が、彼女のブランド価値をより強固なものにしている。