現在、業界内で有力視されているのが、劇場用長編映画を視野に入れた東映との連携構想だ。テレビシリーズで培われた濃密なサスペンス描写を、映画館の暗闇と大スクリーンという最高の環境で体感させる――。そのための実写化プロジェクトが本格的に検討されている。
映画化にあたっては、海外ロケやシネマスコープ規格の美麗な映像美が計画されているとも言われる。単なるテレビドラマの延長線上ではなく、独立した映画作品としてのクオリティを追求する姿勢は、近年の邦画界でも際立った熱量を帯びている。劇場の大音響で響く彼女の冷ややかな推理を、誰もが息を呑んで待っている。