1980年代初頭、日本の音楽シーンを席巻した「花の82年組」。ライバルとして競い合った仲間たちは、40年以上の歳月を経てかけがえのない戦友となった。なかでも早見優や堀ちえみとの親交は極めて深い。
互いに大病や大ケガを経験したからこそ、交わす言葉には嘘がない。堀ちえみが大病から復帰した際には誰よりも喜び、松本伊代が療養に入った際には早見優らが真っ先に激励の声を届けた。昭和アイドルとして同じ時代を駆け抜けた彼女たちが集うジョイントコンサートやトークイベントは、今や同窓会のような温かな熱気で会場を包み込む。時代を超えて続くシスターフッドが、今の彼女の精神的な支柱となっている。