料理レシピサイトでなす副菜の人気1位やつくれぽ上位に君臨し続ける王道といえば、出汁の旨味をたっぷり吸い込んだ「浸し系」メニューです。多くの家庭でなす副菜の殿堂入りレシピとして語り継がれるには、明確な理由があります。
まず押さえておきたいのが、手軽に味が決まるなすの煮浸しをめんつゆで作る方法です。なすの皮目に細かく斜めの切り込み(飾り包丁)を入れ、2〜3等分にカットしてからフライパンで皮目から焼き、「めんつゆ(3倍濃縮):水=1:3」の割合でひと煮立ちさせるだけで、料亭のような深い味わいが染み渡ります。
一方、より上品で澄んだ風味を楽しみたいときは、なすの焼き浸しを白だしで仕立てるのがプロの定番です。多めのごま油でじっくりと香ばしく焼き色をつけたなすを、熱いうちに薄めた白だし(白だし1に対して冷水5〜6の比率)に浸します。急冷することで味がぐんぐん中心まで入り込み、噛んだ瞬間に冷たい出汁が口いっぱいにジュワッと広がります。