屋久島旅のハイライトである縄文杉トレッキング。往復およそ10時間、約22キロに及ぶ長丁場を乗り切るための最大の鍵は、早朝の移動ストレスをどれだけ軽減できるかにある。その点、安房港から徒歩圏内に位置するロケーションは圧倒的な強みだ。
縄文杉登山の玄関口となる「屋久杉自然館」のバス乗り場まで車で数分。宮之浦地区に宿泊した場合と比べ、朝の起床時間を30分以上遅らせることができる。この「睡眠時間の差」が、険しい山道を歩き抜く終盤のスタミナに直結する。高速船で到着後、重いザックを抱えて長距離移動する必要がない身軽さも、旅の体力を温存する大きな要因となっている。