植え付けのタイミングは、クラピアの活着と広がりを大きく左右します。最適な植栽時期は4月上旬から6月下旬の春先です。気温が安定して上昇するこの時期に植えると、梅雨の恵みを受けながら急速に生育し、真夏を迎える前に庭一面を緑で覆い尽くせます。秋植え(8月下旬〜9月)も可能ですが、冬の休眠期に入る前に根を十分に張らせる必要があるため、寒冷地では春植えを選択するのが鉄則です。
品種選びでは、現在流通している主力品種の特徴を把握しておくことが大切です。特に比較されるのが「K7」と「K5」の2種類です。
クラピア K7は、従来の課題であった「フザリウム菌による病気」への耐性を大幅に強化した改良品種です。花の色は清楚な白で、草丈が低く抑えられ、葉の密度が非常に高いのが特徴です。耐寒性にも優れているため、現在最も推奨されるスタンダード品種となっています。
一方のクラピア K5は、愛らしい薄ピンク色の花を咲かせ、開花期間が長い点が魅力です。K7に比べてランナーの伸びが旺盛で、広範囲を早期に被覆させたい現場に向いています。ただし、病気への耐性はK7に軍配が上がるため、管理の手軽さを最優先するならK7、花の景観を楽しみたいならK5という選び方が賢明です。