日本における長寿研究の最高峰である国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)も、かねてより二人の生理的特徴に深い関心を寄せてきた。専門家たちが特に目を見張ったのは、彼女たちの血管年齢の若さと、100歳を超えても維持されていた筋力である。
100歳を迎えた当時、二人は衰えがちな足腰を鍛え直すため、毎日のスクワットや歩行訓練を自主的に取り入れていた。老年医学の見地において、超高齢期における筋力トレーニングの効果を証明した歴史的ケーススタディとして、彼女たちのデータは現在も世界の研究者から高い評価を受けている。年齢を言い訳にせず、動ける体を作り続ける意志の強さこそが、健康長寿の最大の原動力であったのだ。