一方で、ビジネス手法に対する批判とは裏腹に、製品そのものへの評価は決して低くない。同社の看板商品である「イオーヌ クリーム」は、肌のバリア機能を整えるミネラル豊富な保湿クリームとして、数十年間にわたり根強い支持を得ている。
また、整肌成分としてオリジナルエキスを配合した高級美容液「ビオセル バイタライザーα」は、くすみやハリ不足に悩む層から高い信頼を寄せられてきた。瀬田文一氏が提唱した「肌本来の力を引き出す」という皮膚科学的アプローチは、製品開発の現場に今なお息づいている。
中身のクオリティだけで見れば、現代のサロン専売化粧品と比較しても遜色のないレベルを維持している。だからこそ「モノは良いのに売り方が惜しい」という声が絶えない。