SNSや口コミサイト(X、Googleマップ、知恵袋など)に投稿された消費者の本音を検証すると、値上げや追加提案を受け入れるか否かの境界線が明確に見えてきます。
「行きつけのイタリアンがランチを一律300円値上げしたが、地元野菜のこだわり前菜プレートが追加され、かえって満足度が上がった」(30代会社員・X投稿より)
「会計時に『ご一緒にいかがですか』と明らかにマニュアル通りの提案をされると冷める。こちらの食事の進み具合を見て『このお肉に合う赤ワインがあります』と言われたら頼んでしまう」(40代男性・レビュー投稿より)
現場取材で見えてきたのは、消費者が求めているのは「安さ」そのものではなく、「支払った金額を上回る納得感(費用対効果)」であるという現実です。押し売りのような提案は敬遠されますが、自分の体験を豊かにしてくれるストーリーや専門的な提案に対しては、財布の紐を緩める傾向が鮮明に表れています。