自力リセットを試みても点滅が消えない場合、あるいは燃焼系・電装系の重大エラーが疑われる場合は、専門の技術者による現地診断が不可欠となる。依頼先としては、東京ガス株式会社をはじめとする大手都市ガス・プロパンガス事業者、またはメーカー指定サービス店、そして独立系のガス給湯器修理業者が選択肢に挙がる。
昨今の住宅設備機器産業を取り巻く環境において、消費者が最も警戒すべきは「ネット広告で見かける極端な格安業者」によるトラブルだ。「基本料金数百円」を謳いながら現場で不安を過剰に煽り、不要な高額交換契約を強要する悪質な訪問販売まがいの業者が後を絶たない。
信頼できる事業者を見抜く指標は明確だ。「液化石油ガス設備士」や「ガス機器設置スペシャリスト(GSS)」といった公的資格を保持しているか、見積書に工事一式の内訳(出張費、部品代、廃材処分費)が明記されているかを確認したい。設置後8年未満であればメーカー保証や延長保証の適用範囲内である可能性も高いため、保証書の期日確認を怠ってはならない。