子宮内に発生したポリープを摘出する際、現在もっとも一般的かつ身体的負担が少ないとされるのが子宮鏡下切除術だ。内視鏡を膣から子宮腔内へ挿入し、モニターで病変を直接観察しながら病変部を切除・回収する。お腹を切開しないため傷痕が残らず、回復が早い点が最大のメリットとされる。
しかし、日帰り手術か1泊2日の入院手術かは、クリニックの設備や患者の全身状態、ポリープの大きさや数によって分かれる。日帰りを選択した場合、朝に入院し、昼前後に手術、夕方には徒歩で帰宅するスケジュールが組まれる。一方、前日からラミナリアやディラパンといった子宮頸管拡張資材を挿入して準備を行う1泊2日のコースでは、処置に伴う特有の痛みや違和感との付き合い方が課題となる。
費用面での現実も知っておきたい。健康保険(3割負担)が適用された場合、手術自体の費用に加え、事前検査費、麻酔代、病理組織検査料などが加算される。概算として、日帰りであれば2万5,000円〜4万円前後、1泊2日入院の場合はベッド代や食事代が加わり5万円〜8万円程度が目安となる。高額療養費制度や民間の医療保険の受給対象となるケースも多いため、事前のアクリルな資金計画と診断書の手配手順を確認しておくことが推奨される。