親族集合写真には、冠婚葬祭のしきたりに基づいた厳格な並び順が存在します。基本のレイアウトは、中央に座る新郎新婦を起点とし、向かって「左側に新郎親族・右側に新婦親族」を配置する形式です。
具体的な段ごとの配置セオリーは以下の通りです。
【前列(着席)】
中央に新郎新婦が座り、そのすぐ隣にそれぞれの両親、続いて祖父母が並びます。足腰が不安な高齢の親族がいる場合は、血縁の近さに関わらず前列の椅子席へ案内するのが現場でのマナー配慮です。
【中列・後列(立ち姿・ひな壇)】
新郎新婦の真後ろに兄弟姉妹が立ち、その外側へ叔父・叔母、さらに外側や最後列にいとこ・甥姪が配置されます。背の高さや全体のバランスを見ながら、カメラマンが微調整を行います。
並び順を巡るトラブルで特に注意したいのが、再婚家庭や両親が離婚しているケースです。事前にどちらの親をどの位置に配置するか、あるいは別パターンで複数枚撮影するかなど、プランナーを交えて細かく打ち合わせを済ませておく必要があります。