Q1:壇ノ浦の合戦で海に沈んだ草薙剣は本物(御神体)だったのですか?
A1:いいえ、水没したのは宮中で用いられていた「形代(御霊を分けた分身)」です。御神体としてのオリジナルの草薙剣は、古代から現在に至るまで愛知県名古屋市の熱田神宮に祀られています。
Q2:なぜ八咫鏡と八尺瓊勾玉は海に沈まずに済んだのですか?
A2:鏡と勾玉はそれぞれ木製の唐櫃(箱)に納められており、比重の関係で海面に浮き上がったため、源氏の武士によって速やかに引き揚げられました。一方の剣は、二位の尼が腰に差し、自らの体ごと海底深く沈んだため回収できませんでした。
Q3:壇ノ浦の海底に沈んだ剣が現代のダイバーや調査で見つかる可能性はありますか?
A3:可能性は極めて低いとされています。壇ノ浦周辺は潮流が激しく、海底の堆積物が800年以上の間に幾重にも重なっている上、鉄製の刀剣であればすでに海水で腐食・分解している可能性が高いためです。