画面上に溜まった数十から数百のタブを1枚ずつスワイプして閉じる作業は、時間と指先の無駄遣いに過ぎません。実は主要なモバイルOSおよびブラウザには、わずか2タップで全画面をクリーンアップするショートカットが標準実装されています。
まずiOS環境における標準ブラウザでは、iPhone Safari タブ一括削除を瞬時に完結させる定番テクニックが存在します。画面右下に配置されている「2つの四角が重なったタブアイコン」を、通常タップではなく1秒以上長押ししてください。コンテキストメニューがポップアップし、赤文字で「〇件のタブをすべて閉じる」という選択肢が現れます。ここをタップして確定するだけで、開いていた全ページが跡形もなく消去されます。タブ一覧画面を表示している状態であれば、右下の「完了」ボタンを長押しすることでも同様のメニューを呼び出し可能です。
一方、Android端末のデファクトスタンダードであるAndroid Chrome タブ一括消去も、同様にシンプルな手順で設計されています。画面上部(または設定により下部)にあるタブ切り替えアイコン(数字が表示されている四角い枠)を長押しすると、「タブを閉じる」「新しいタブ」「新しいシークレット タブ」といった簡易操作が可能です。タブ一覧画面に入った状態であれば、右上の縦3点リーダー(メニューアイコン)をタップし、一覧から「すべてのタブを閉じる」を選択するだけで、Google Chromeタブまとめ閉じが完了します。
モバイル端末だけでなく、デスクトップ環境で素早くブラウザを整理したい場面もあるでしょう。そうしたケースでは、タブをすべて閉じるショートカットやパソコン全タブ一括終了キーを覚えておくと作業効率が劇的に向上します。
Windows版のChromeやEdgeであれば「Ctrl + Shift + W」を押下することで、現在フォーカスしているウィンドウ内の全タブが一斉にシャットダウンされます(現在のタブ単体のみを閉じる場合は「Ctrl + W」)。MacのSafariやChromeであれば「Command + Option + W」を入力することで、アクティブなウィンドウの全タブを一撃でクローズ可能です。マウス操作で小さな「×」ボタンを連打するストレスから、今すぐ解放されましょう。