Q1:指定校推薦の枠は毎年同じ大学・学部に固定されているのですか?
A1:固定されていません。指定校枠は大学と高校の間の年度ごとの契約関係に基づきます。高校からの進学者が大学で優秀な成績を収めたり、就職実績を上げたりした場合は枠が維持・増枠されますが、入学者が早期に中退したり素行不良を起こした場合は、事前の予告なく推薦枠が削減または消滅することがあります。
Q2:校内選考で内定をもらった後、高校3学期の成績低下や赤点で推薦が取り消されることはありますか?
A2:極めて稀ですが、実際に起こり得ます。校内内定後であっても、3学期に複数の科目で赤点を取り卒業要件を満たせなくなる恐れが生じた場合や、飲酒・喫煙・万引き・いじめなどの重大な校則違反を犯した場合は、高校側の判断で推薦が即座に取り消されます。大学の合否以前に「高校を無事に卒業すること」が大前提です。
Q3:一般入試組から「指定校推薦はずるい」と言われたり、入学後に学力差で苦労することはありますか?
A3:周囲の生徒が精神的に追い詰められる12月〜2月にかけて、心ない言葉を投げかけられる事例は現場で少なからず存在します。また、入学後に数学や理科、英語などの基礎学力で一般選抜組との差を実感するケースも珍しくありません。しかし、指定校推薦は「3年間の日々の地道な努力」を対価として勝ち取った正当な権利です。他者の雑音を気にせず、入学前教育に真摯に取り組み、大学の専門科目で結果を出すことが何よりの証明となります。