大沼の真価を体感したいなら、観光バスが押し寄せる定番ルートから一歩足を踏み出すのが賢明だ。特におすすめなのが、早朝の「東大沼」エリアを起点とする散策ルート。朝もやが湖面を覆う時間帯、静寂の中に鳥の声だけが響き渡る光景は、知る人ぞ知る秘密の絶景体験と言える。
日中の混雑をスマートに回避する裏ワザとして重宝するのが、レンタル自転車を活用した「島巡り橋」の反時計回りルートである。大半の旅行者が時計回りに進むため、進行方向を逆にするだけで混雑の波をすり抜け、自分だけのシャッターチャンスを容易に確保できる。現地で配布されているトラベルガイドや観光案内所の最新マップを手に入れ、メインストリートから外れた小径をチェックしておくことが成功の鍵だ。