1994年に研音へ移籍し、本格的に俳優としての道を歩み始めた反町隆史。その名を一気に知らしめたのが、野島伸司脚本の青春群像劇『未成年』(1995年)でした。彼が演じた坂上五郎は、粗暴でありながら仲間思いで不器用な優しさを持つ青年。鬼気迫る感情表現とリアルな佇まいは業界内外で高い評価を受け、実力派若手俳優としての頭角を現します。
その後、『バージンロード』(1997年)で和久井映見の相手役を務め、繊細なラブストーリーの主人公も見事に体現。そして音楽活動においても、自身の主演ドラマ『GTO』の主題歌「POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜」をリリースし、自ら作詞を手掛けたメッセージ性の強い歌詞と骨太なロックサウンドでミリオンセラーに迫る大ヒットを記録しました。
「POISON」は近年でも「赤ちゃんに聴かせるとピタリと泣き止む神曲」として国内外のSNSで再注目されるなど、リリースから数十年が経過した現在も語り継がれる伝説のナンバーとなっています。