8月15日の中心的な出来事として国内外から最も熱い視線が注がれるのが、東京都千代田区の日本武道館で開かれた全国戦没者追悼式です。先の大戦で命を落とした約310万人の戦没者を追悼するため、天皇皇后両陛下をはじめ、内閣総理大臣、衆参両院議長、最高裁判所長官、そして全国各地から参列した遺族代表が集いました。
正午の時報に合わせて参列者全員が1分間の黙祷を捧げ、天皇陛下が「おことば」を述べられました。世界の情勢が緊迫度を増す2026年現在、平和の尊さと不戦の誓いを次世代へと継承する重要性が改めて強調されています。参列する遺族の高齢化が進む中、参列者の中心は戦没者の孫やひ孫、戦後生まれの世代へとシフトしており、戦争の記憶と教訓をいかに風化させずに語り継ぐかが大きな転換点を迎えています。