板東英二のゆで卵に対する執着は、単なるビジネスキャラクターではなかった。テレビ番組『マジカル頭脳パワー!!』やバラエティのロケ中、彼は隙さえあればゆで卵を剥いていた。一日に食べる数は多い時で9個、あるいはそれ以上とも言われ、共演者たちを呆れさせたものである。
彼にとってゆで卵は、単なる好物という枠を超えていた。移動中の新幹線で、名古屋から東京に着くまでに何個完食できるかというマニアックな挑戦を自らに課していたというエピソードもある。殻を剥く手際の良さは職人技であり、塩の振り方にも独自のこだわりがあった。