顔の中でも、特に使用が厳禁とされている部位が「まぶた」をはじめとする眼窩周囲です。
リンデロンVG 目の周り 危険性については、日本眼科学会や皮膚科専門医が幾度となく症例報告を挙げて注意を促しています。まぶたの皮膚は人体の表皮の中で最も薄く(約0.5mm程度)、薬の経皮吸収率は前腕の約40倍に達します。成分が眼球内へ浸透すると、房水の排出が妨げられて眼圧が上昇する「ステロイド緑内障」や、水晶体が白く濁る「ステロイド白内障」といった、不可逆的な視力障害を引き起こすリスクが現実のものとなるのです。
また、小児に対する使用も格別の注意を払わなければなりません。リンデロンVG 子供 顔 塗布注意点として認識すべきは、乳幼児や小児の皮膚バリアは成人よりも未成熟で薄く、体重に対する体表面積の割合が成人の約3倍もあるという生理的特徴です。成人と同量を塗布しただけでも体内への血中移行割合が高くなり、副腎皮質機能の抑制など全身性の影響を受けやすくなります。小児の顔面の皮膚トラブルには、より作用の穏やかなIV群(Medium)やV群(Weak)の軟膏が慎重に選定されるのが標準治療です。