死刑より残酷だった島流しの実態!教科書が明かさない流刑の真実

死刑より残酷だった島流しの実態!教科書が明かさない流刑の真実

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古代の司法を司った刑部省の手を離れ、武家政権の時代へと移り変わるなかで追放刑の性質はドラスティックに変容した。日本法制史の変遷を辿ると、中世の武家法では所領没収とセットで追放が行われ、戦国時代には敵対勢力への内通を防ぐための追放が横行した。

江戸幕府が開かれると、治安維持の最前線に立った江戸幕府町奉行所は、刑罰の平準化を推し進めた。公事方御定書によって「遠島(えんとう)」が明確に制度化され、博徒や重罪の前科者、放火未遂犯などが組織的に八丈島、三宅島、大島などの伊豆諸島へ送られた。幕府は配流者の名簿を厳密に管理し、島ごとの受け入れ定員や食糧給付の規定を細部まで策定した。古代の呪術的・身分的な穢れの隔離から、近世の合理的・行政的な社会防衛策へのシフトがここに完成したのである。

吉田 誠
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吉田 誠

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