1947年1月9日生まれ、京都府出身の岸部一徳。年齢 経歴を振り返ると、その出発点は役者ではなくミュージシャンでした。1967年、沢田研二らとともにグループサウンズの頂点に君臨した「ザ・タイガース」のベーシストとしてデビュー。「サリー」の愛称で熱狂的な人気を博しました。バンド解散後、井上堯之バンドやPYGでの活動を経て、1970年代中盤に名監督・久世光彦に見出されて俳優へと転身した経歴は広く知られています。
映画『死の棘』(1990年)で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞するなど、主役・脇役を問わず日本映画界の中核を担ってきた彼の人生を陰で支え続けてきたのが、プライベートにおける家族・妻の存在です。メディアに私生活を過度に露出することはありませんが、長年連れ添う妻の献身的な体調管理が、過酷な撮影現場を乗り切る礎となってきました。
また、息子・岸部大輔氏はミュージシャン・俳優として活動しており、ザ・タイガースのトリビュートや再結成イベントで若き日の父のベースパートをサポートするなど、音楽を通じた父子の共演も実現しています。表現者としての遺伝子は次世代へとしっかりと受け継がれており、家族間の温かな絆が岸部の穏やかな佇まいに反映されています。