愛称である火の鳥NIPPONが世界の頂を目指すうえで、避けて通れないのがフィジカルギャップの克服だ。近年、代表チームはストレングス&コンディショニングの数値を徹底管理し、空中でのボディバランスと体幹出力の強化に注力してきた。ブロックに弾き飛ばされない強靭なリストと、5セットマッチを戦い抜く持久力の両立が進む。
ここに真鍋体制の真骨頂であるアナリティクスが融合する。iPadを用いたリアルタイムのデータ伝達はさらに進化を遂げ、相手セッターの配球癖やローテーションごとの守備の穴が即座にコートへ還元される。個々の高さを緻密な組織戦術で無力化するディフェンス・リバウンドの連動性は、世界屈指の完成度に達しつつある。