国内線と国際線では、手荷物のルールに大きな壁が存在する。国内線のフライトであれば、清涼飲料水やお茶はもちろん、基本的に常識的な範囲のお菓子であれば問題なく機内に持ち込める。しかし国際線に足を踏み入れ入国審査の手前を通過するとなると、話は一変する。
国土交通省航空局が定める国際線の保安基準では、あらゆる「100ミリリットル(または100グラム)を超える液体物」の持ち込みが厳しく制限されている。これらは容量1リットル以下のジッパー付き透明プラスチック袋に収めなければならない。アメリカ路線などではTSA(アメリカ運輸保安庁)が独自の厳格な運用を行っており、保安検査場でのチェックは一層苛烈さを増す。クッキーやせんべいといったドライなお菓子はフリーパスだが、水分を含むお菓子は即座に「液体物」の扱いを受けるのだ。