アプリ上で完璧なレイアウトが完成しても、実際の引っ越し現場でトラブルが発生することは珍しくありません。シミュレーション時に見落としがちな3つの盲点を押さえておきましょう。
1. 搬入経路の有効幅と回転スペース
部屋の中に家具が置ける寸法であっても、玄関ドアの開口幅、廊下のクランク、エレベーターの奥行きを通過できなければ搬入は不可能です。大型家具を配置する際は、設置場所だけでなく「搬入口からの移動ルート」の採寸数値をアプリ内にメモしておく必要があります。
2. 設備機器との干渉(コンセント・照明スイッチ・通気口)
図面作成時に家具の配置だけに集中すると、壁面のコンセントやテレビ端子を大型家具で塞いでしまう事態が起こります。アプリ内のメモ機能やオブジェクト配置を活用し、端子の位置と高さを間取り図上に明記しておくことが重要です。
3. 窓とカーテンレールのクリアランス
窓際にベッドやデスクを寄せる際、カーテンのドレープ(ひだ)の厚みやカーテンレールの突出を考慮しないと、家具が窓枠に密着せず数センチのデッドスペースが生まれます。家具の配置位置は、壁面から約5cm〜10cmの余白を見込んでシミュレーションするのがプロの鉄則です。