猫のやけどは、発見時には軽く見えることがあります。被毛が濡れているだけに見えたり、皮膚の赤みが確認できなかったりするためです。しかし、熱による損傷は時間が経ってからはっきり現れる場合があります。数時間後に皮膚が赤くなる、腫れる、ただれる、毛が抜けるといった変化が出ることもあります。
特に注意したいのは、猫が患部をしつこく舐める行動です。猫は痛みや違和感を隠す動物ですが、同じ場所を何度も舐める、触られるのを嫌がる、隠れる、食欲が落ちるといった変化は、けがや痛みのサインになり得ます。
やけどが深い場合、皮膚だけでなく皮下組織まで損傷します。感染、脱水、ショック、体温低下などのリスクもあります。小さな体の猫では、やけどの範囲が比較的狭く見えても全身への影響が大きくなることがあります。