消費者の夜間の行動様式そのものも劇的に変貌した。わざわざ着替えて夜風の中をコンビニまで歩く必要性は、クイックコマースの台頭によって急速に薄れている。
Uber Eatsや出前館といったフードデリバリー網の充実は、コンビニの夜間商圏を根底から塗り替えた。日用品や夜食の即時配達サービスが都市部で日常インフラとなったことで、実店舗が深夜に物理的なドアを開けておく必然性が低下したのだ。
同時に、一部の店舗では自店をデリバリー専用の拠点「ダークストア」のように機能させ、接客を伴わずに夜間売上を立てる新たな収益モデルを模索する動きも始まっている。夜の街を歩く客を待つのではなく、画面の向こう側の注文に応える形態への進化だ。