タレントのCM価値を測る基準そのものも、配信メディアの普及によって大きく変化した。民放公式テレビ配信サービス「TVer」の普及や、「Netflix」をはじめとするSVODプラットフォームの普及により、従来の地上波テレビCMの枠組みを超えた評価軸が定着している。
スキップ不可のインストリーム広告やコネクテッドTVでの視聴が増えたことで、「最初の5秒で視聴者を惹きつけられる表情の強さ」や「音声をオフにしていても視線を奪うアイキャッチ力」が求められるようになった。配信ドラマで世界的な知名度を獲得した女優が、国内のCM市場へ逆輸入される形で起用されるケースも珍しくない。スクリーンがスマートフォンやタブレットへ移行しても、画面を支配するスターの力は不可欠なのだ。