なぜエンターテインメント業界は、これほどまでに人々の嫌悪感を煽るコンテンツを作り続けるのか。近年、Netflixをはじめとするストリーミングプラットフォームの普及により、エッジの効いた刺激的な作品が世界中に即座に配信される環境が整った。
美しいものや感動的なストーリーが溢れる現代において、強い「不快感」や「生理的拒絶反応」を引き起こすコンテンツは、圧倒的なトラフィックと強い記憶を視聴者に残す。人間は強い恐怖や不快感を覚えた瞬間、脳内でアドレナリンやドパミンを分泌させる。エンターテインメント業界はこの心理的メカニズムを巧妙に利用し、マーケティング戦略の一環として「閲覧注意」の恐怖を仕掛けているのだ。