延べ数十万人超の観客が押し寄せる高円寺で、少しでもゆったりと演舞の迫力を鑑賞するには事前のエリア選びが勝敗を分ける。最も過密状態となるのは駅前に位置する「中央演舞場」や「駅前通演舞場」だが、少しルートを外れるだけで落ち着いて観覧できる穴場スポットが存在する。
一押しは、南側の「みなみ演舞場」におけるフィニッシュ地点付近だ。踊り子たちが全エネルギーを解放するクライマックスの瞬間でありながら、駅前に比べて人の流れにゆとりがある。さらに、住宅街の情緒が残る「ひがし演舞場」の坂道沿いは、連ごとのフォーメーションの美しさを立体的な角度から見下ろせる隠れた名所となっている。これらの限定観覧エリアを頭に入れて動くことで、立ち見の疲労を最小限に抑え、迫力の舞を100%楽しむことが可能だ。