ショート動画プラットフォームで「たった3秒で腹筋を割る」「1分で血流改善」といった過激なキャッチコピーが躍る2026年。アルゴリズムが後押しする拡散力は凄まじく、若年層からシニア層まで瞬く間に広まった。しかし画面の向こう側の指導を鵜呑みにし、腹部に極限の圧力をかける「過度な力み」を数分間も継続するユーザーが後を絶たない。
救命救急センターの医師によると、今年に入ってから呼吸法トレーニング直後にめまいや失神、強い頭痛を訴えて受診する搬送例が前年比で急増しているという。「健康的なストレッチの延長」と考えている人が多いため、急激な身体変調に対する初期の警戒感が極めて薄いことが事態を悪化させている。