ミヤBm錠の効果とビオフェルミンとの違い|酪酸菌の強みを徹底解説

ミヤBm錠の効果とビオフェルミンとの違い|酪酸菌の強みを徹底解説

ミヤBm錠の効果とビオフェルミンとの違い|酪酸菌の強みを徹底解説の全体像を分かりやすくまとめてご紹介します。

ミヤBM錠の有効成分は、1933年に宮入近治博士によって発見された酪酸菌(宮入菌:Clostridium butyricum MIYAIRI 588株)です。日本発のプロバイオティクスとして半世紀以上の臨床実績を誇り、近年の腸内細菌叢(マイクロバイオーム)研究の進展によって、その生物学的重要性があらためて再評価されています。

酪酸菌の最大の特徴は、大腸内で短鎖脂肪酸の一種である「酪酸」を大量に生成する点にあります。酪酸は大腸上皮細胞のエネルギー源(約60〜80%を供給)となるだけでなく、腸内を弱酸性に保つことで病原性大腸菌やウェルシュ菌といった悪玉菌の増殖を抑制します。同時に、免疫の暴走を抑える制御性T細胞(Treg)の分化を誘導するなど、全身の免疫恒常性維持にも深く関与しています。

臨床現場において、ミヤBM錠は「下痢」と「便秘」という一見正反対の症状の双方に処方されます。これは無理に便を固めたり出したりする対症療法薬ではなく、腸内フローラの乱れを根本から正し、腸管運動を正常化させる調律作用を持つためです。さらに、近年患者数が増加している過敏性腸症候群(IBS)のガス型や下痢型・便秘交替型に対しても、腸粘膜のバリア機能を修復し知覚過敏を和らげる整腸剤効果が期待され、第一選択薬の一つとして活用されています。

山口 彩花
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山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。