ネット上の情報では「開店直後に行けば予約なしでも入れる」といった記述も見受けられますが、これは大きな誤解です。現場を取材すると、同店が予約必須とされるのには仕込み上の明確な理由があります。
東山ゆう豆で提供される生ゆばは、美山の工房で当日の朝に仕込まれた分のみが配送されます。作り置きをせず、大豆の最もおいしい瞬間を届けるために日ごとの提供数が厳密にコントロールされているのです。そのため、席に空きがあるように見えても「当日のゆばの在庫終了」によって案内を締め切るケースが日常的に発生します。
また、「湯葉料理=あっさりしていて男性には物足りないのでは」という先入観も事実とは異なります。生ゆば自体のタンパク質と油分が非常にリッチであり、特製餡や豆乳鍋、天ぷらなどを組み合わせたコースは想像以上の満腹感をもたらします。軽食感覚ではなく、しっかりとした一食として訪れるのが賢明です。