この手厚い朝食サービスの根底にあるのは、中京圏で独自に発展した「名古屋式モーニング文化」にほかならない。1968年、創業者の菊地和男氏が名古屋市で小さな喫茶店を開いたことからコメダの歴史は始まった。「街のクオリティリビング」を目指した居心地の良い空間づくりと、朝のサービス精神が受けて地域住民の心を掴んだ。
時代を経て、親しみやすいマスコットキャラクター「コメダおじさん」と共に全国へ急速に浸透していった。現在、親会社である株式会社コメダホールディングスは、日本の外食・喫茶店産業において独自のポジションを確立している。激戦が続くカフェチェーン業界にあって、セルフサービス型の低価格店とは一線を画し、フルサービス型とボリューム感のあるメニューで不動の顧客基盤を築き上げた。