屋外イベントで最も気を配るべき「健康管理」の現場も、デジタル化によって劇的な変化を遂げている。特に食物アレルギーを持つ児童への配慮や、近年の気候変動による春先の異例な高気温(熱中症リスク)への対応は、現場にとって一刻の猶予もない課題だ。
現在、多くの学校や園では、引率教員がタブレット端末で全児童の健康状態やアレルギー情報、緊急連絡先をリアルタイム共有するクラウドシステムを運用している。昼食時のお弁当の確認作業はデジタルでダブルチェックが行われ、ウェアラブル端末で児童の表面温度や心拍数をリアルタイム監視する実証実験も一部自治体でスタートした。