「デスブログ」という名称自体、大ヒット漫画『デスノート』になぞらえてネットユーザーが面白半分に命名したものだ。名前を書かれた人間が命を落とすというフィクションの恐怖と、現実のタレントブログが結びつけられ、オカルト的なコンテンツとして消費された。
都市伝説が流行する背景には、人々が不条理な出来事に対して「何らかの理由や因果関係を見出したい」と願う心理が存在する。突発的なニュースや悲劇に対して、ブログの存在を「原因」に仕立て上げることで、無意識のうちに物語として理解しようとしたのだ。ネット社会が生み出した現代の怪談であり、オカルト的消費の典型例であった。