医療従事者のネイルはなぜ禁止?現場の感染リスクと最新の身だしなみ基準

医療従事者のネイルはなぜ禁止?現場の感染リスクと最新の身だしなみ基準

医療従事者のネイルはなぜ禁止?現場の感染リスクと最新の身だしなみ基準について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

看護師や医師の爪の装飾は、医療機器の正確な作動を妨げる原因にもなります。その代表例が、指先に装着して血中酸素濃度を測定するパルスオキシメーターです。

パルスオキシメーターは、爪の上から赤色光と赤外光の2種類の光を照射し、動脈血中のヘモグロビンによる吸光度の違いを感知して数値を算出します。爪にマニキュアやジェルネイルが塗られていると、光の透過が遮られたり散乱したりして、数値が異常に低く表示される、あるいは測定エラーが頻発するトラブルを引き起こします。

特に黒、青、紫、濃い赤などの暗色系や、ラメ・金属粉を含むネイルは測定値に著しい狂いを生じさせます。医療従事者自身が急変した際のバイタルチェックはもちろん、機器の動作確認や患者へのデモンストレーション時にも支障をきたすため、物理的な測定障害を防ぐ目的からもネイルは排除されます。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。