ピッチ外での立ち振る舞いにもO脚を助長する要因が潜んでいます。多くのサッカー経験者に見られるのが、骨盤の後傾とそれに伴うガニ股歩行の定着です。骨盤が後ろへ倒れると大腿骨が外側に引っ張られ、膝の間隔が自然と開いてしまいます。
スパイクを脱いだ普段履きのシューズのかかと外側ばかりが極端にすり減っている場合、足裏のアーチが正しく機能せず、外側重心で歩いている明確なサインです。足元から骨盤に至る運動連鎖が狂ったままでは、どれだけピッチ上で技術練習を重ねても関節への負担は蓄積する一方です。競技パフォーマンスの土台を整える意味でも、骨盤の傾きを中間位(ニュートラル)へリセットする意識が欠かせません。