常田の活動において、映像作品は単なる楽曲のプロモーションツールではない。彼が主宰するプロダクションハウスPERIMETRONは、視覚と聴覚を不可分のものとして再構築する。近年ではNetflixオリジナルの大型映像コンテンツにおいて、劇伴制作だけでなくビジュアルコンセプトの総合ディレクションを手掛け、世界中のクリエイターを感嘆させた。
ダークでありながら圧倒的に美しいグラフィック、計算し尽くされた光と影のレイアウト。映画・映像制作における彼のビジョンは、従来の映像作家の枠組みを根底から覆す。音楽と映像が完全な対等さを持って共鳴する体験を、彼はデジタル時代の世界へと提示し続けている。