乳がんは高齢者だけの病気ではない。特に30代後半から40代にかけて罹患率は急上昇する。この年代は、仕事や育児、介護などで自分の健康を後回しにしがちな時期だ。「忙しいから」「まだ若いから」という理由で検診を先延ばしにすることは、最も避けるべきリスクである。
乳腺外科の専門医は、「月に一度のセルフチェック」と「定期的な画像診断(マンモグラフィや超音波)」の両輪が不可欠だと指摘する。しこりや皮膚のひきつれ、異常な分泌物など、わずかな変化を見逃さない習慣をつけることが、未来の自分を守る唯一の手段なのだ。